2004年2月5日（木）11:04

アスナール首相はEU憲法草案拒否の姿勢を変えず

ブリュッセル（AFP）

スペインのホセ・マリア・アスナール首相は、改革会議（＝将来像会議。訳注）の提出したEU憲法草案を拒絶する意向をあらためて表明した。この提案は「適切でなく」、EUの伝統に添っておらず、加盟国の利益を考慮していない。スペインは「独占権なしの包括的なヨーロッパ」を望む、とアスナール首相は木曜日、ブリュッセルで開かれた欧州国民党（EVP）の会議の席で述べた。一方で首相は、スペインはできるだけ早くEU憲法を可決すべく、今後とも建設的な努力を行う、と約束した。

原題：Aznar bekraeftigt Ablehnung des EU-Verfassungsentwurfs